アニメ・鬼滅の刃 第三期 「刀鍛冶の里編」制作決定!!!!

鬼滅の刃のキャラクター

鬼滅の刃/凪ってどんな技⁉謎の冨岡義勇のチョット謎な独自スキル

水柱・富岡義勇。その無駄のない戦い方は彼の性格そのものを表しているのか、見る者を魅了する力があります。

さて、各呼吸にはそれぞれ十の型が存在することをみなさんはもうご存じですよね。

それ以外の数字、つまり十以上の数字が存在するとなるとそれは完全剣士のオリジナルの領域…

今日は富岡義勇の生み出した拾壱ノ型について調べていきたいと思います。

水の呼吸、拾壱ノ型・凪

アニメではすばらしいエフェクトとともに披露された、義勇の技。
海外の方々も絶賛だったようですね。

まずはこの凪の特徴をつかんでみましょう。

「凪」の言葉の意味は?

意味は風力0の状態で、一般には風が収まって波の穏やかな状態のことを指している。

引用/Wikipedia

海や川に波しぶきが立っておらず、なだらかになっているということですね。

凪の発動時

那田蜘蛛山の累との戦闘時。ヒノカミ神楽を使っての攻撃でも倒せず、炭次郎は立ち上がることができない絶体絶命のピンチに現れた義勇。累は次から次へと自分の邪魔をする鬼滅隊にイライラした状態で攻撃を仕掛けてくるのに対して、義勇は至って冷静に刀を持つ手をそのまま下へと下げてしまいます。

この文章だけを見ると戦いを諦めたかのように捉えられますが、実はこの構えこそが拾壱ノ型。

義勇が“凪”を発動した瞬間、辺りがしん…と静まりかえったかのような空気が流れています。そのあまりの静けさに累も一瞬動揺を見せました。

 

凪の効果

累の放った血鬼術は簡単には切れない糸。
だが、義勇の間合いに入った途端にちぎれて周辺にバラバラになって落ちていました。

その瞬間、義勇は少し刀を動かしたようですが、実は目に見えない速さで糸を切り刻んでいたのです。

通常の人間よりも身体能力に優れているであろう鬼の累でさえもなぜ糸が切れたのか分からない位のスピードなのでしょう。

動揺している間に視界から義勇の姿は消え、気づいた時には首を落とされていました。
それも果物でも切るかのようにすんなりと。

凪の効力がどこまで続いているか分かりませんが、何より義勇の力が何枚も上手なことが分かりますね。

 

凪は他の技とはひと味違う?

ここで気になったこと、それは他の水の呼吸と“凪”の違いです。

基本とし10も型がある水の呼吸
そのどれもが刀の動きに合わせて

  1. 水の勢い
  2. 回転
  3. 水圧

など水の力を最大限に生かし、勢いをプラスして発動する技が多い。

それに対して、凪は穏やか…むしろ“静”の動きに近いですよね。

今まで戦闘物のアニメをいくつも見てきましたが、基本となる動きから組み合わせてなる新たな技、というのが王道でそこからどんどん力をつけていくというような流れが多いです。

しかし、基本となる型のどれとも違う言わばまったく異なる技を完成させたことになりますね。

凪の謎について考察してみた

ここまでは本作から読み取り分かることをまとめてみましたが、まだまだ謎の多い技であることには変わりありません。

それではなぜこの技を生み出したのか、どうやってこの技を編み出したのか私なりの考察をまとめてみました。

考察1:慈悲の剣?

先ほども書いたように水の呼吸の型は水の力、勢いを使った技が多いのですが、1つだけ凪に近い型がありました。

それは同じく那田蜘蛛山で“母”と呼ばれた鬼を炭次郎が切った技“  伍ノ型 干天の慈雨”。
これはどちらかというと静の動きに近いものかなと思います。

この技は痛みを感じることがないものとされており慈悲の剣とも呼ばれている物です。
水の呼吸は他のどの呼吸にもない特徴があることをご存じですか?

それは唯一鬼に苦痛を与えず安らかに死なせる技が存在しているということ。

累の首を切った際にも、いつの間にか、というような感じで痛みに苦しむような感じは見られませんでした。
凪は伍ノ型の派生ではないかと推測されます。

自分を中心に半径何メートルまでかはその範囲内。
まるで大自然の湖に来ているかのような心の穏やかさ。

たとえそれが一瞬であったとしても、死を前に安らかな気持ちになれる…など効果は様々考えられますね!

ただし累が死亡した後、着ていた服を踏み「情けをかけるな」と言い放っているところをみるとそうでもないのだろうか……義勇も鬼に対しては強い憎しみ持つ1人ですものね……

考察2:守る剣

次になぜこの技が生まれたのか。
おそらくですが、彼の過去に関係しているのではないかと推測されます。

彼は過去に親友である錆兎を失っています。
その前には自身の姉も…鬼滅隊になってからも仲間は1人、また1人と失ってきたことでしょう。

元々心の優しい義勇です。

自分を責め、力がない、柱の器ではないと追い詰めながらもどうやったらこれ以上大切な人たちを失わずにすむだろうか?
そう考えたのではないでしょうか。

守る者が近くにいるなら、その脅威を近づけさせなければいい、攻撃が当たらないようにすればいい、そうしてできた技が“拾壱ノ型・凪”……大事な者を守る剣となったのではないかと私は思います。

考察をふまえると・・・

以上の点を踏まえて、

おそらくは考察2の守る剣であることの方が正解に近いような感じがします。

ただ・・・

この凪を完成させ、使用している時はまだ鬼には情けをかけるな、俺はお前たちとは違う(肩を並べられる器ではない)と負の感情が大きいため、どちらかというと無意識に錆兎の意思を継いでいこうとしていた、なんて展開だったとしたらめちゃくちゃ泣けますよね

 

まとめ

人は何かを守ろうとするとき、そこに新たな力が生まれると言います。
義勇も苦しい過去を越えて今があります。

なぜ自分が生き残ったのか、問いかけながらも戦わなくてはいけないと本能でそう思っていたことでしょう。

自分に置き換えて考えても新しいことをしようとするときは普通の何倍もの力と頭を使わなければなりません。

そんな頑張り屋で、心の優しい彼だからこそ生まれた技だったのではないかと思います。

これからもこの技で大事な人たちを守ってほしいと思います。

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